通天閣の展望台には、3代目ビリケンさんが鎮座しています。
連日、多くの観光客が、ビリケンさんの足の裏を擦り願い事をしています。
今や、ビリケンさんと言えば、幸福の神様として全国的に知られていますが、今から10年程前までは、通天閣の展望台でしか見れない、門外不出のビリケンさんでした。
2005年9月、通天閣に祭られている福の神、当時2代目「ビリケンさん」が東京と大阪の文化・観光交流大使を務めることになり、東京・渋谷に向け出発しました。
1980年から5階の展望台に鎮座するビリケンさんが、通天閣を離れるのは初めて。
通天閣関係者に抱えられたビリケンさんは、近くの幼稚園児らが見送る中、リムジンに載せられ、関西空港へ。
同日午後、ビジネスクラスで東京へ向かい、9月22日から東京・渋谷の東急百貨店本店などで開かれる「大・大阪博覧会」で展示されました。
それを機に、ビリケンさんの存在はより多くの人に知られるようになり、様々なイベントや企画でビリケンさんが活躍するようになりました。
ところで、何故、ビリケンさんの足の裏を擦ったら願い事が叶うと言われているのでしょう?
私が聞いた話では、ビリケンさんは腕が短く、足の裏をかくことができないので、参拝した方が足の裏をかいてあげたら、ビリケンさんに喜んでもらえ、願い事を叶えてくれるそうです。
通天閣の展望台に鎮座するビリケンさんだけでなく、新世界にはあらゆる場所にビリケンさんが鎮座しています。
串かつ『横綱』通天閣店前には、「立ちビリケン」が設置されています。
また、串かつ『横綱』通天閣店の横にはビリケン神社があり、参拝される観光客が絶えません。
たこ焼き「しらんがな!」の前には、キラキラ輝く「スワロビリケン」があり、多くの方が写真を撮っています。
三好額縁店では、ビリケンさんを販売中。
キャンドルショップ「レインボ-ソウル」には、ビリケンキャンドルもあります。
MEGAドン・キホーテ新世界店の店内にも、ビリケンさんがおられます。
大阪市内では、ビリケンタクシ-も運行してるようです。
新世界から遠く離れた奈良県黒滝村には「黒滝ビリケン」が鎮座し、新世界と黒滝村の友好のシンボルです。
新世界には、大小様々なビリケンさん、いろんなバ-ジョンのビリケンさんがあり、観光客を迎えています。
新世界の街をブラブラ歩いて、ビリケン巡りをしてみてはいかがでしょうか。
★Twitter@shinsekaizyoho「愉快・痛快・新世界情報」では、新世界の最新情報やおもしろい情報を呟いてます。
※NOTE;
当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。