通天閣では、将来に予想される南海地震などの巨大地震に備え、現在、免震工事が進行しています。
かなり大規模な工事で、数ヵ月の間、通天閣の4本の脚、天井は写真のように囲いがされています。
昨日、通天閣観光株式会社からの声掛けで、新世界町会連合会の役員、及び近隣の商店主さんらが集まり、現在 行われている通天閣免震工事の現場を視察することができました。
新世界会館前に集合、工事を施行している竹下工務店の誘導のもと、安全のためヘルメットを被り、軍手をつけ、いざ工事現場へ!
非常用の螺旋階段(社員用通路)を上ります。
階段の上の工事現場に着くと、大規模な工事が進行している状況が解ります。
その場所で、竹下工務店から工事の進捗状況や免震構造についての説明がありました。
すでに工程の75%まで進んでいるそうで、これから脚を切り離し免震ゴムなどを入れ込み、いよいよ工事も最終段階になるようです。
世界でも類を見ない技術だそうで、完成したら、大地震での展望台の揺れが約3分の1になるそうです。
通天閣は平常通りの営業を続けながらの大規模工事であり、その面でも施行技術のレベルの高さを感じます。
通天閣の2階~展望台部分は従来の形をそのまま残すような工事になっています。
また、通天閣の天井部分には、初代通天閣の天井に描かれていた天井画が復元されるようで、免震構造だけでなく、芸術的にも素晴らしいタワ-に生まれ変わるでしょう。
免震工事の完成は今年6月末を予定しているそうで、完成が待ち遠しいかぎりです。
ゴ-ルデンウィ-クには間に合いませんが、完成後は地震にも強い、安全・安心の通天閣へお越し下さい。
下の写真は、免震工事現場の視察の帰りに通天閣からいただいたお土産、家族は大喜びでした(笑)
★Twitter@shinsekaizyoho
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