昨日の土曜日、新世界は全国から多くの観光客が来られ、昼夜、賑わいました。
新世界に来られる方の目的は、串かつ、通天閣、スパワ-ルド、大衆演劇などが多いと思います。
集客できる施設やグルメがあることで、多くの観光客やリピ-タ-が新世界に訪れるきっかけになるでしょう。
しかし、街には業種の違う多くの店があります。
集客施設や集客グルメにに多くの人が集まれば、他の商店にもお客さんが流れていきます。
反面、集客施設や集客グルメだけでは、街としての魅力が膨らむことには繋がりません。
様々な業種のお店、様々な個性あるお店があることで、集客施設や集客グルメを含めた魅力ある街になっていきます。
新世界には、昭和時代から営業されている喫茶店が10軒以上あります。
チェ-ン展開しているカフェやファーストフ-ドとは違い、自営業である喫茶店は、それぞれ違った個性やこだわりがあります。
しかし、喫茶店を目的に遠方から新世界を訪れる人はほとんどいないでしょう。
何かの目的のあと、休憩で喫茶店を利用する人が多いと思います。
新世界には若い世代の観光客が増え、特に女性客も増えています。
それに伴い、ひと昔前は常連さんばかりの喫茶店にも観光客が増え、女性客の数もかなり増えているそうです。
今や、コ-ヒ-を楽しむ場所だけでなく、観光客や女性客に人気があるのは喫茶店スウィ-ツ。
ミックスジュ-ス、クリ-ムソ-ダ、フル-ツパフェ、フル-ツポンチ、ホットケ-キなど、注文の品もバラエティ-に富んでいます。
また、新世界の喫茶店にはイタリアンスパゲティ-という独特のメニュ-があり、ナポリタンではないそうです。
お客さんから、ナポリタンとイタリアンは何が違うのかと質問されても、「うちはイタリアンです」と言い切るらしい。
「冷コ-」、「レスカ」という懐かしい喫茶用語も通じます。
というか、店主さんの中には、当たり前の言い方で、通じないほうが不思議やとおっしゃる方もおられました。
昭和のレトロ感、ホッとする空間、ベタなメニュ-、けっしてオシャレではないそれらの雰囲気が、若い世代の方からは新しく感じるという話を聞いたことがあります。
昨日の朝日新聞(2月14日/朝刊・大阪版)に新世界の喫茶店について掲載されました。
串かつを食べた後、喫茶店でスウィ-ツを楽しむ女性客の話も紹介されてました。
実は、新世界では串かつ屋さんに次いで、多い店舗数を誇るのが喫茶店なんです。
新世界に来られて、食べて観て遊んだ後は、是非、喫茶店でゆっくりして下さい。
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