朝日新聞(2月11日/朝刊)の大阪版「おおさか昭和紀行」に、通天閣本通商店街(1970年代と現在)の今昔の写真と記事が掲載されました。
1970年代といえば、私が幼稚園から小学生の時代です。
大阪万国博覧会が開催された前後の写真でしょう。
この1枚の写真には、私が子供の頃の思い出が詰まっています。
写真の下部には屋台が見えます。
ひとりのおっちゃんが、あるものを移動式で販売されている屋台の様子が写っています。
この屋台、何を販売しているか推測できますか?
私の推測では『こつこつ団子』の屋台のような気がします。
当時は、こつこつ団子、わらび餅、あめ細工などが屋台で移動販売されていて、中でも「こつこつ団子」は子供達に人気がありました。
家にいると、コツコツコツコツと杵を叩く音が聞こえてきたら、「あ、こつこつ団子が来た!」と言いながら、走って買いに行ったものでした。
長めの串に、5~6個の団子をさして、きな粉がつけられていました。
こつこつ団子は、ほぼ大阪で販売されていたようで、他府県の知人に聞いても知りませんでした。
新聞の写真を見て、懐かしい「こつこつ団子」を思い出し、子供の頃の思い出がよみがえります。
通天閣本通商店街のア-ケ-ドも現在のものではなく、古いタイプのものです。
1970年代、新世界は映画館の街。
新世界を歩けば、全ての封切り映画を観れたと言われた時代です。
新世界が庶民の街と言われた時代から、今は全国から多くの観光客が来られる街になっています。
この半世紀だけをみても、様々な色に変貌を繰り返してきた新世界。
新世界は変貌に順応しながら生きのびてきた街であり、これからも様々な変化にも合わせながら発展していってほしいと思います。
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