浪速区まちづくりセンタ-「まちライブラリー@大阪府立大学」で浪速区の若手で地元を語る会として、「なにわ区ラボ アンダー50 小学生からみた浪速区って?」が開催されました。
新世界から近い場所ですが、ライブ会場「Zepp大阪」の横に、こんな施設があるなんて全く知りませんでした。
浪速区10連合の若手が集まり、子供達に向けた各々の活動を発表しました。
浪速区10連合というのは、大国・日本橋・難波元町・塩草・立葉・敷津・日東・浪速・恵美・新世界というように分かれています。
ほとんどの地域では、子供向けの活動のほとんどがPTAが中心になる催しでした。
しかし、新世界は観光地・繁華街として知られていて、地域の活動といえば、街の活性化への取り組みが中心になっています。
新世界では地元の子供達が参加するものとして、新世界夏祭り「だんじり・神輿巡行」があります。
地元商店主の高齢化や後継者不足などの影響で、「だんじり・神輿巡行」の規模も小さくなり、参加者も減ってきてました。
このまま続けていけば、将来は新世界夏祭りの継続ができなくなるのではという危機感の中、数年前から、新世界夏祭りへの参加を地元の人だけでなく外部からも参加してもらい、「だんじり・神輿巡行」を盛り上げてきました。
昨年、7月22日に行われた新世界夏祭りには、レ-スクイ-ン、日本橋からメイドさん、地球戦士ゼロス、プロレスリング紫焔のメンバー、エ-ル学園から短期留学生、その他、多くの参加者があり、総勢200人を越える巡行になりました。
また、子供達による「だんじり太鼓」の指導も徹底し、私達が子供の頃に経験した熱い子供太鼓を復活しました。
写真は、昨年7月22日に行われた新世界夏祭りの様子。
今や新世界の「だんじり・神輿巡行」は、浪速区の中では他にない形の夏祭りになっています。
長年、根付いてきた伝統を守るには、改革することも必要です。
「なにわ区ラボ アンダー50」での新世界からのプレゼンは、このように新世界夏祭りの状況を報告しました。
他の地域の方からは、「新世界夏祭りが賑やかなことは知ってたが、衰退してきた夏祭りに対する危機感があったことを初めて知りました」と言う声もありました。
また、浪速区に住んでいる子供達に対するアンケ-ト結果では、「今、住んでいる町はどんな町?」という質問に、回答者の約8割が「賑やかで楽しい」「いい町」といった良い印象を持っていたそうです。
子供達が生まれ育った町への愛着心は、これからの町を支える力になります。
「なにわ区ラボ アンダー50」に参加して、いろんな地域の活動を知り、子供達には、生まれ育った町で、素晴らしい経験や思い出をいっぱい作ってほしいと思います。
★shinsekaizyoho(新世界の情報ツイッタ-)では、新世界の最新情報やおもしろい情報を呟いてます。
http://twtr.jp/shinsekaizyoho/status
※NOTE;
当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。