早朝6時10分、珍しくこんなに早く起きてしまいました。
まだ薄暗い時間帯ですが、営業している喫茶店がありました。
通天閣の西側にある「喫茶フ-ケ」は、午前6時から営業しています。
お店の前から通天閣を見上げると、こんな感じです。
既に店内には数人のお客さんがおられました。
お店の方によると、ひと昔前は、朝6時に店を開けると、労働者の方でいっぱいになったそうです。
確かに、ひと昔前の新世界は、労働者の方が多く、おっちゃんの街と言われてました。
私の前の席に座っているお客さんが、スポ-ツ新聞を眺めながらタバコをふかしている姿にその時代の名残を感じます。
朝の喫茶店の様子を見ても、街の変貌ぶりが解ります。
ところで、早朝6時から「喫茶フ-ケ」に立ち寄ったのはモ-ニングサ-ビスをいただくためです。
店に入って、「冷コ-モ-ニング」と注文しながら席につく、自分でも懐かしい言葉の響きでした。
喫茶店にあるノスタルジックな昭和の雰囲気が、思わず「冷コ-モ-ニング」という言葉が自然に出たのかもしれません。
要するに、アイスコ-ヒ-付きのモ-ニングサ-ビスのことで、ト-スト+ゆで玉子が付いてます。
ひと昔前は当たり前だった喫茶店のモ-ニングサ-ビスですが、パンや缶コ-ヒ-もコンビニで買えるわけで、喫茶店のモ-ニングサ-ビスはちょっと贅沢な感覚になっているかもしれませんね。
朝は何かと慌ただしい時間帯ですが、たまには喫茶店のモ-ニングで、ゆったりと朝のひとときをお過ごし下さい。
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