昨日の土曜日、新世界は多くの観光客で賑わい、長い列ができた串かつ屋さんもありました。
新世界といえば串かつというイメ-ジが定着し、新世界の名物になっています。
私が子供の頃、串かつといえば、カウンタ-に座り、ビ-ルのあてに串かつを食べる、まさにおっちゃんの食べ物というイメ-ジがありました。
今でも、老舗の串かつ屋さんでは、カウンタ-席しかない店もあります。
当時、ファミリ-や女性同士で串かつを楽しむというイメ-ジはありませんでした。
新世界は怖い街というイメ-ジがあり、女の子だけで行ったらあかんとか言われていたようです。
生まれも育ちも新世界である私が学生時代、友人から「ようそんなとこ住んでるなぁ」と言われたことがありました。
何故、新世界に住んでることだけでそんなことを言われるのか、コンプレックスを感じ続けていました。
新世界は、この7~8年で、怖い街から、全国から観光客や若い世代の方々が集まる街に変貌してきました。
11月20日発売、大阪経済新聞の「関西の羅針盤」というコ-ナ-に、新世界の変貌ぶりについて掲載されました。
紙面によると、数字で見る大阪の治安は最下位クラス、大阪府の街頭犯罪の発生認知件数は、2013年まで14年連続で都道府県で最多となる公算が大きいそうです。
大阪府は治安のために、行政による様々な施策を推進していますが、なかなか効果がでていないのが現状です。
そんな中、新世界では串かつブ-ムをきっかけに、住民の街への愛着と努力で、怖い街というイメ-ジからの脱却に成功したと紙面で紹介されました。
行政による施策ではなく、これからも新世界は住民のアイデアや活動によって、安心安全の街として発展していくでしょう。
※NOTE;
当blog掲載の写真・動画等、無断での複写(コピー)及び、コンテンツの転載転出を禁じます。