先日、ツイッタ-『あべの経済新聞』を観ていると、下記のような記事がありました。
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阪堺電気軌道は9月24日、阪堺線の「南霞町」停留所を12月1日より、「新今宮駅前」に変更すると発表した。停留所名の由来となった「霞町」の地名が昭和50年代に消滅していることや、新今宮駅の乗換駅にも関わらず停留所名が違うことで利用者から分かりにくいという意見もあったという。ほか、近年増加傾向の訪日外国人にわかりやすくすることも。
(以上、あべの経済新聞より抜粋)
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阪堺電車「南霞町」停留所は、JR新今宮駅、地下鉄「動物園前駅」が隣接していて、たいへん便利な停留所です。
ところで、「霞町」という町はどこにあるの?
と、疑問を持つ方がおられますが、実は、以前、新世界のエリアが「霞町」という地名だったんです。
昭和50年代までの新世界のエリアを住所表示すると、
「大阪市浪速区霞町〇丁目〇番地」となっていました。
上の記事に、“「霞町」の地名が昭和50年代に消滅”と書かれてるように、今の表示は「大阪市浪速区恵美須東〇丁目-〇番地」となっています。
当時、私が中学生の頃ですが、住所表示が変わって、「霞町」→「恵美須東」になったのは印象深く覚えています。
「霞町」という名前が、唯一、残っていた阪堺電車の停留所でした。
阪堺電車の停留所が、新世界(霞町)の南側にあるから「南霞町」という表示になったと思います。
唯一の「霞町」の表示が消えてしまうのは少し寂しい気持ちになりますが、確かに「新今宮駅」という表示の方が解りやすいでしょうね。
今、大学生の私の息子も新世界の住所表示が「霞町」だったことを知らなかったようで、時代の流れを感じます。
★あべの経済新聞のツイッタ-
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