昨年、新世界に新たな記念日ができました。
『3月10日=サテン』ということで、新世界援隊は、3月10日を「喫茶店の日」に制定しました。
新世界には昭和の時代から営業されている喫茶店が数多くあります。
純喫茶という言葉が使われなくなりましたが、新世界には純喫茶が今なお残っています。
ミックスジュ-ス、ウィンナ-コ-ヒ-、チョコレ-トパフェ、ホットケ-キなど、メニュ-を眺めるだけで懐かしさを感じます。
ちなみに、ウィンナ-コ-ヒ-は、ウィ-ン風のコ-ヒ-の意味なんですよ。
アイスコーヒーのことを「冷コー」、レモンスカッシュのことを「レスカ」、私達が若かりし頃、ふつうに注文していた言葉が、新世界の喫茶店なら通じます。
昨年のこと、当時、高校生だった「よしだーまん☆」が「喫茶店の日」記念ソング『茶しばこか@新世界』を作り、DENENライブで披露、また、「喫茶店の日」は新聞やテレビでも紹介され、新世界の喫茶店がグローズアップされました。
記念日があることで、普段、何気無く見ているものや忘れていたものを思い出すことができます。
ひとつの文化や価値観が、もう一度、見直されたり、発見されたり、記念日があることの意味は意外と深いものがあります。
カフェでもなく、ファ-ストフ-ドでもない、昭和文化が凝縮された空間、是非、喫茶店の魅力を味わって下さい。
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