先日、『あべの経済新聞』に、大阪市が発表した天王寺公園の一部エリアをトータルプロデュースする管理運営事業者の募集について掲載されてました。
橋下市長は会見で「阿倍野・天王寺は大阪の重要な商業拠点。
民間事業が収益を上げて管理もしてもらう。
民間ならではの斬新な提案を期待する」などと話し、「(有料の公園を)無料化にしていく」と1987年から有料になった同園の無料化についても言及したそうです。
現在、天王寺公園は大阪唯一の有料公園として知られ、観光エリアなっています。
しかし、1980年代前半までは他の公園と同様、入場無料の公園だったんですよ。
慶沢園と市立美術館は有料でしたが、他のエリアは無料で、地元の子供達の遊び場であり、地元住民の憩いの場でもありました。
ちゃぶ池にはボ-トが浮かび、パタ-ゴルフや野外音楽堂、そして少年野球場もありました。
植物園や図書館もあり、あらゆる施設や遊びが揃った公園でした。
へび使いのおじさんが来て、たくさんの人だかりの中、いろんな見世物をしていました。
へびに自分の腕を噛ませて、薬を塗って、子供の頃には解らなかったけど、たぶん、その薬を売っていたのでしょう。
美術館の前に、ホットドックの販売車が来ていて、親父と一緒に食べたこと、ホットドックにはカレ-味のキャベツが入ってるのが当たり前だと、今もこだわっています。
公園といえばキャッチボール、しかし、1987年の天王寺博覧会以後、天王寺公園が有料化となり、キャッチボールをする姿も減りました。
綺麗に管理が行き届いた有料公園もいいけど、日が暮れるまで地元の子供達がおもいっきり遊べる無料の公園も必要ですね。
天王寺公園が入場無料の意味は、地元の子供達の遊び場だけでなく、天王寺~新世界へ歩いて行きやすくなり、人の流れに大きな影響があります。
いつか再び、天王寺公園が無料になればと期待しています。
天王寺公園、プロデュースする民間事業者募集-入園無料化については、あべの経済新聞の記事をご覧下さい。
★あべの経済新聞
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