先日も紹介しましたが、通天閣の下にある『王将碑』の前に浄財箱が設置されています。
新世界と友好関係にある奈良県黒滝村から寄贈された浄財箱です。
昨日、私も小銭を浄財箱に入れたところ、カラ~ンではなく、ジャリッという音がしました。
王将碑の向かえにあるタバコ屋さんに聞くと、浄財箱に小銭を入れてくれる方がちょくちょくあるようです。
浄財箱に入ったお金は、将来に向けて王将碑の修理や街の活性化のために使います。
ところで、「王将碑の碑文を読んで、勇気づけられ力をもらった」と、ある商店主さんが言ってましたが、王将碑には、様々な困難に打ち勝つパワ-があると噂されています。
[王将碑の碑文]
王将坂田三吉は明治3年6月堺市に生まれる。
幼少より将棋一筋に見きわめめぐまれた天分と努力は世の人をして鬼才といわしむ。
性温厚にして妻小春とともに相扶け貧困とすべての逆境を克服する。
… 昭和21年7月(77才)大阪市東住吉区に没す。
同30年10月生前の偉業をたたえられて日本将棋連盟より棋道最高の名人位 王将位を追贈される。
翁によって大阪人の土根性の偉大さをしらしめたる功績は私たちの追慕しやまざるところここ由縁のち通天閣下にこれを顕彰する。
昭和44年10月吉日
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碑文を読んでみて、悩みや困難を大阪人の土根性で乗り越えるという生き方が感じとれます。
まさに、王将碑は「勝つ」パワ-スポットでしょう。
王将碑を擦って、手を合わせて、悩みや困難に打ち勝つパワ-を授かって下さい。
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