最近の若者の中では、お寿司屋さんと言えば、回転寿司を思い浮かべる方が多いそうですね。
回転寿司にしか行ったことがない方も増えてるそうですが、新世界には回転寿司がありません。
カウンタ-に座り、お寿司を注文し、職人さんが握るお寿司を頂く、これが本来の『寿司屋』です。
古くから新世界で営業されているお寿司屋さんでは、お寿司『一皿三貫』になっています。
普通は、一皿二貫なんですが、『一皿三貫』は、まさに新世界流。
ジャンジャン横丁にある「大興寿司」も一皿三貫を守り続けています。(ネタによっては、一皿二貫のお寿司もあります)
昔、新世界は庶民の町として気軽に遊べる場所として親しまれていました。
安くて食べごたえがあるように、新世界のお寿司屋さんでは一皿三貫が主流でした。
大興寿司の他にも『一皿三貫』を続けているお店があります。
ところで、大興寿司では、刷毛で醤油をお寿司に塗るようになっていますが、これも新世界流だそうです。
今、新世界では若い世代のお客さんが激増しています。
カップルで食べるなら、男性は2貫、女性は1貫、仲良く『一皿三貫』のお寿司を食べるのもいいでしょうね。
是非、新世界で『一皿三貫』のお寿司を御賞味下さい。
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