先日、当ブログで通天閣歌謡劇場について紹介しました。
歌謡劇場が毎週月曜日に開催するようになるまで、様々な経緯がありました。
今回は、通天閣歌謡劇場の推移を紹介します。
通天閣歌謡劇場は、1989年、通天閣の地下スペ-スに開設されました。
当初は舞台だけでなく居酒屋のようなカウンタ-も隅にあったり、すぐ隣には「通天閣囲碁将棋センタ-」もありました。
★当時の通天閣歌謡劇場「通天閣囲碁将棋センタ-」入口
★当時の囲碁将棋センタ-の様子
2001年に囲碁将棋センタ-がなくなり、2004年には、老朽化により地下スペ-スが全面改修されました。
1996年度下半期に放送されたNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」により、叶麗子さんが出演する通天閣歌謡劇場の存在が知れ渡り、いわゆる「ふたりっ子ブ-ム」で新世界にも観光客が増えました。
★当時のNHK連続テレビ小説のPR小冊子
2008年、B1角座が施設の老朽化に伴い閉鎖されることになり、松竹芸能はその代替を探した結果、通天閣の地下スペ-スで、毎週土・日曜日にはお笑い寄席「通天閣劇場TENGEKI」を開催、それまで土・日曜日に開催していた通天閣歌謡劇場は、2008年7月より、毎週月曜日に開催することになりました。
平日の開催になった通天閣歌謡劇場ですが、会場には多くのお客さんが詰め掛け、根強いファンに支えられているのが解ります。
様々な状況の変化と急激な時代の移り変わりの中で、通天閣歌謡劇場の人気は衰えることはありません。
昭和の臭いを色濃く残す通天閣歌謡劇場には、高齢者を中心に多くのファンが集います。
これからも魅力ある新世界であるために、新しい文化を受け入れ育てていくことは重要ですが、地域に根付いた文化を大切に守り続け、末長く発展させていくことも重要でしょうね。
月曜日のお楽しみ、通天閣歌謡劇場のスケジュールは下記のホームページをご覧下さい。
★通天閣歌謡劇場のホームページ
http://www.shochikugeino.co.jp/tsutenkaku/
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