最近になって知ったことですが、イタリアンスパゲティ-は、イタリアには存在しないそうです。
しかし、昔、喫茶店などには、イタリアンスパゲティ-が存在してました。
私も若い頃、イタリアンスパゲティ-を食べたことがあります。
ある喫茶店主によると、イタリアンスパゲティ-は日本で作り出した言葉で、喫茶店では、ナポリタンでもなく、イタリアンと呼んでたそうです。
喫茶グリル『DEN・EN』のマスタ-は「以前、うちでは”懐かしいイタリアンスパゲティ-”とメニュ-に書いてましたが、今は置いてません。新世界の喫茶店で、ナポリタンと注文しても出てけえへんで。イタリアンやで!」と、おっしゃってました。
幻の「イタリアンスパゲティ-」、今では死語になっているようですが、昭和の喫茶文化を感じます。
そんな幻のイタリアンスパゲティ-がある喫茶店を見つけました。
通天閣本通商店街にある喫茶『いづみ』では、当たり前のようにメニュ-に、イタリアンスパゲティ-があるんです。
喫茶『いづみ』のマスタ-によると、「イタリアンスパゲティ-は、昔からやってます。他の言い方ってあるんですか?」とおっしゃってました。
他にも、喫茶『タマイチ』でも、メニュ-に、イタリアンスパゲティ-が存在します。
『タマイチ』のマスタ-は「イタリアンスパゲティ-のレシピが存在せず、ケチャップを使ってたらイタリアンになるみたいです」と言ってました。
喫茶『ドレミ』にもイタリアンスパゲティ-があるそうです。
新世界の喫茶店では『イタリアン』が当たり前のようですね。
是非、新世界の喫茶店で幻のイタリアンスパゲティ-をご賞味下さい。
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