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新世界のル-ツを探る☆

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これは、以前、新世界のある商店主さんから見せてもらった絵です。
何かの施設のような感じですね。

「新世界」の情報ブログ-noname~14.jpg

1912年、ルナパ-ク開園が新世界の誕生となっていますが、この絵はそれよりもずっと昔のものだそうです。

実は、上の絵に描かれている施設こそ、新世界のル-ツなんです。

新世界が歴史に登場してくるのは、明治時代になってからです。

「今宮村」を中心に、単なる葱畑(ねぎばたけ)を主にした田畑が点在していました。
その「今宮村」とは、のちに新世界が出現する地域なんです。

1889(明治22)年、「今宮村」に民間資本の共同出資による今宮商業倶楽部」(「偕楽園商業倶楽部」と称した)が創立しました。

洋館五層楼の本館、商品陳列館、蒸気機械館、料理店茶店、温泉、ビリヤードと、付属された庭園「偕楽園」には舟が浮かび滝と噴水が彩りを添え、さらに室外運動場や競馬場まど備えた一大娯楽施設でした。

今宮商業倶楽部創立の名目は、企業経営者のための親睦団体であり社交場であったが、会員だけでなく一般人も安い料金で利用できました。

この今宮商業倶楽部こそが、1903年開催の第5回内国勧業博覧会、後にルナパーク、新世界へと繋がっていく起爆剤となりました。

明治時代に、既に新世界のル-ツとも言える一大娯楽施設が存在していました。

今は昭和の情緒溢れるレトロな街、新世界と言われていますが、今宮商業倶楽部~第5回内国勧業博覧会~ルナパークにかけての時代、当時の流行の最先端、最新の技術を駆使した施設として存在してたんですね。

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