下の写真は、昭和40年代まで営業されていた、旧「からさき」の紙袋です。
先日、当ブログでも掲載いたしましたが、旧「からさき」は、今のローソン通天閣店の場所にあって、「びっくりぜんざい」を食べることができました。
実は、この「からさき」の紙袋は、旧からさき食堂の創業者の親族の方からいただいたものです。
今までこの紙袋が残っていたとは驚きですね。
昭和の新世界名物「びっくりぜんざい」の絵が載せられています。
大きな丼鉢に四角いお餅が2個、ボリュ-ムがありそうですね。
当時の時代背景の中、びっくりぜんざいは男性向けのスゥィ-ツ、庶民のスゥィ-ツとして、「からさき食堂」の他、数店舗で取り扱われていたようです。
創業者の親族の方の話では、からさき食堂を閉める時、新聞記者が来られて「何故、多くの人から人気のある新世界名物びっくりぜんざいをやめるのか。本当に名残惜しい」と言われたそうです。
営業している時には何気なく販売していたが、新世界名物として、多くの人に支持されていたんだな…と感慨深い心境になったと、おっしゃってました。
昭和の新世界名物「びっくりぜんざい」が、新世界100周年を機に復活しています。
喫茶「タマイチ」、喫茶グリル「DEN・EN」で食べることができます。
是非、御賞味下さい。
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