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【コロナ禍での地域活動のあり方☆新世界連合振興町会の会議より】

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先日、新世界連合振興町会の会議が新世界会館で行われました。

コロナ禍での会議は、写真のように、人と人の間隔を空けて座り、マスク着用、窓をひとつだけ開けたままで行いました。

浪速区役所からの連絡事項、町内会の回覧の内容説明、その他、様々な面で情報共有の場になっています。

時節柄、回覧には確定申告無料相談会の案内なども含まれてました。

これらの回覧用紙は、町会長が持ち帰り、各班に分けて、班長さんから回覧してもらいます。

今回は3種類の回覧用紙ですから、振り分けるのも簡単ですが、多いときは8種類ぐらいあり、振り分けるだけでも大変です。

コロナ禍で行事が中止になったりで、回覧の枚数も少なくなっているのかもしれませんね。

また、浪速区社会福祉協議会の方からは、『地域見守り活動』についての話がありました。

地域見守り活動は、地域住民の皆さんと専門職や関係機関が協働し、それぞれの地域に合った見守り体制を構築していくことを目的に活動しています。

具体的には、「地域における見守りネットワーク強化事業」で作成している『要援護者名簿』をもとに、

①地域にはどのような支援を必要とする人がいるのか、

②その人たちに対してどのような見守り・取り組みができるか、の2点について主に検討する会議です。

近年、都市化や少子高齢化、家族形態の変化、単身世帯の増加、人々の価値観や生活スタイルの変化などが進んでいます。

地域の繋がりは薄れ、子育てや日常生活に関する相談相手がいなくて悩んだり、身体的な衰えにより外出機会が少なくなったり、認知症や介護、孤独死など生活上のさまざまな問題を抱える方に対して、住民の信頼関係に基づく支え合いを通した福祉による安全・安心な地域づくりを進める取り組みです。

町会長には、下のような見本が配られました。

マグネットになっていて、要援護者名簿に登録している人は、家にある冷蔵庫に貼るようになっています。

災害時や救急の時などに、要援護者であることが解り、連携ある対応をしやすくなっているそうです。

様々な地域活動があり、地域活性化に向けて多くの人を集めるイベントを企画するような活動もありますが、コロナ禍において、そのような活動は難しくなっています。

地道な活動ですが、地域住民が安心して暮らせるような取り組みが、今まで以上に必要になっていくように思います。

★Twitter@shinsekaizyoho
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