今から約100年前、新世界一帯は、初代通天閣を中心にした「ルナパ-ク」という一大娯楽街でした。
数年前、新世界のある商店主さんが、100年前に発行された写真集「大阪新名所 新世界写真帖」の中に、ルナパ-ク内にあった喫茶店「白雨亭」に「焼氷」と書かれた看板があることを見つけました。
写真集には「焼氷は一種特別の製作に係り頗る珍味なるものにして評判殊に宣し」と書かれているだけで、レシピなどは書かれていませんでした。
2012年、新世界が100周年を迎えるのを機に、100年前にルナパ-クにあったとされる焼氷を復活させようと、数人の商店主さんらが研究を重ね、現在、喫茶グリル『DEN・EN』で、「平成の焼氷」として販売されています。
当時の焼氷がどんなものか全く解らない中、当時の時代背景にあった食材を使用、平成の時代に商品として通用するぐらい美味しい物を作る、そして何がなんでも燃やす、ということにこだわりました。
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」や情報番組、観光雑誌などに大きく取り上げられたことで、「平成の焼氷」の注文が増えています。
喫茶グリル『DEN・EN』で焼氷を食べるには予約が必要です。(当日予約のみ)
寒い季節でも焼氷は人気があり、今や新世界名物になっています。
ところで、喫茶グリル『DEN・EN』といえば、テレビでも紹介されてるように、おもろいメニュ-がいっぱいあることでも有名です。
「スマ-トボ-ル」というメニュ-は観光客に大ウケだとか。
そして、またまた新メニュ-ができるそうです。
「プリンdeプリン」というメニュ-で、プリンを思いっきり堪能してもらおうと考えたそうです。
是非、喫茶グリル『DEN・EN』で、数々のおもろいメニュ-をお楽しみ下さい。
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