クラウドファンディング

新世界の賑わいは『ふたりっ子』を知らない世代になってきています☆

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ここ数年、打ち合わせ等で、20歳代の若い世代の方と話をする機会が増えていますが、『ふたりっ子』の話をしても知らない方が増えていることを知り、驚いています。

世代の違い、時代の流れを痛感します。

新世界が全国的に知られるきっかけにもなった作品で、年配の方は当たり前のように知っていることですが、若い世代の方々のために『ふたりっ子』について書きたいと思います。

今のような「新世界=串かつ」というイメージが定着する前、新世界を舞台に、NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』が放送されました。

『ふたりっ子』は、1996年度(平成8年度)下半期に放送された第55作目のNHK連続テレビ小説です。

天下茶屋が新世界の隣にあるような、若干つじつまの合わない点はあるにしても、主人公を演じた三倉佳奈・茉奈(長じて演じたのは岩崎ひろみ・菊地麻衣子)の人気が爆発的で、高い視聴率を維持しました。

新世界でも長期ロケをし、特に通天閣や歌謡劇場、通天閣囲碁将棋センター等でのロケには、多くの人達が見物しました。

通天閣歌謡劇場で実際に歌っていた叶麗子さんがモデルの河合美知子さんの歌も大ヒットしました。

当時、『ふたりっ子』が放送され、新世界への来訪者が急激に増えたことは記憶に残っています。

下の写真は、『ふたりっ子』が放映された頃の通天閣歌謡劇場です。
歌謡劇場が行われない日は囲碁将棋センタ-として運営されてました。

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その後の改装で『スタジオ210』と名称を変え、通天閣歌謡劇場、TENGEKI、大西ユカリショ-など、定期的な興行が行われました。

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現在は『通天閣わくわくランド』として営業しています。

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先程、新世界が全国的に知られるようになった作品と書きましたが、当時は『ふたりっ子』ブ-ムとも言える状況だったように思います。

今、『ふたりっ子』を知らない若い世代の来訪者が、新世界の賑わいを作っています。

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